まあ↑で書いた通りなのだが、
鉄煙って対ボスフィニッシャーがいないよね、
ってのがあって、
それを補うにあたって、
なぜかチェンクロ世界最強の対ボスアタッカーが
実装されることになったという流れ。
対ボスのことに関してはかなり強力だが、
道中性能にやや難があるかもしれない。

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◇いつもの
◆イドゥベルガ:スクラップ0→8
本体S++(S++++)→A++(S+)
スキル使用後の20秒は、
本体S++++(SS+)→S(S+++)
◆フェーベ:
初動A++(結束込みS+)
3waveで本体S+(結束こみS+++)
スキル使用後本体S++++(結束こみSS)
※騎士併用時
※ムーブアップは常時全開とする
◇イドゥベルガのコメント
鉄煙の新規実装された新世代アルカナ、
イドゥベルガは先日耳に挟んだところによると、
おおよそ一年数か月ぶりの二部新世代(らしい)。
まあこの情報の真偽はともあれ、
鉄煙で使うことのできる新世代はながらく、
ミカエラ&エアステに限定されていたわけだが、
やはり本性性能がインフレに飲み込まれていて、
本体起用の際にはあまり戦力になれなかった。
それに対して、今回のイドゥベルガは、
範囲が広く条件のゆるい騎弓結束、
本体起用をしても十分に戦えるだけの高スペックと、
範囲が広く使いやすい雑魚一掃用1スキルをもち、
かつ本領発揮までの時間が非常に短い、
という長所を持つハイスペックな新世代である。
基本的に弱点らしい弱点がない。
計算上はシンフォニアと同格程度には強く、
それでいて新世代というのが大きな利点であろう。
バグリスを担当したり、回復を担当したりと、
色々な役回りをこなすことができる。
弱点をあえていえば、
スキルをそこまで高火力で撃てない
(1スキルのマナ効率が4000程度)ことだが、
それはイドゥベルガを対ボス要員として見なければ、
運用のレベルで解決可能なことである。
スキルでスクラップを壊すことができ、かつ
結束範囲が広いゆえに出張運用も容易で、
じつはユニカ×ヴァッサーのいい相方だったりする。
今回の特攻キャラフェーベとの関係で言えば、
出足がどうしても遅くなってしまうフェーベを、
主に道中サポートに回りつつ援護するアルカナ、
ということになるだろうか。
◇フェーベのコメント
鉄煙の大人気飛行少女フェーベが、
空を飛べるようになって帰ってきた。
性能的にはまず、
スキル関連のギミックが面白い感じ。
この手のアルカナは自己バフ型が多いが、
条件のゆるい騎弓結束持ちな点も評価できる。
恒常戦闘力から見ていくと、
スキルバフを発揮した際の最高性能が
SS程度(dps900%、被65%)で、
出足が遅い点込みでロレッタよりやや弱い程度。
しかも自己強化は20秒に限られ、持続時間が短い。
そもそもスキル使用後限定なら、
もっとグンと強くなるアルカナがいるため、
単純な向上戦闘力ではやや頭打ち感ある。
それでも十二分に強いっちゃ強いが。
スクラップ消費時のスキルのことを考えないと、
恒常戦闘力はS+++(dps600、被65%)くらいで、
おおよそライラックと同格くらい。むしろ
出足が遅いことを考えると、ライラックより弱い。
ではフェーベは弱いか? というと全くそんなことはない。
フェーベの長所は対ボスの短期決戦能力である。
フェーベの必殺技は3マナ21倍とやや低めだが、
(1)スクラップ蓄積時の威力上昇(30倍近く)、
(2)chain数による消費マナが減少(1マナまで)
→1マナバフから4マナで3rdchainの高火力必殺を叩き込める、
(3)マナが0の時点でタダスキルを撃てること、
などから、ボス戦闘を短縮するという点において、
チェンクロトップクラスの火力を誇るといってよい。
改めて強調しておけば、
フェーベの必殺技の破壊力は非常に強力であり、
実質的に、適切な運用をしたシュザを超える
(単体威力においても上回るし、
相手が複数体ボスの場合はシュザの二倍以上のダメージ効率)。
鉄煙PTを組む際に、フェーベの有無で
できる動きがだいぶ変わるので、
鉄煙好きなら引いたほうがいい。
鉄煙PT以外でも、フェーベがいれば
楽になるポイントがちょいちょいある
(とりあえず騎弓にしてフェーベ入れるだけでボス戦が楽に)
…と思う。
ただ難点としては、
決まった運用をしてやれば強い系なので、
その特定の動きをするとき以外は、
めちゃ強いってわけじゃない
(たとえば道中の雑魚一掃とかは苦手で、
他のアルカナに頼らないといけない)
フェーベを引く場合は、そのあたりの
「自分の専門の動きしかできない代わりに強い」
っていう部分を抑えとくといい。
◇キャラ性能詳細
イドゥベルガ チェンクロwiki
イドゥベルガ
— シン@チェンクロ検証勢 (@SHIN_TAIDA) 2019年4月4日
最近マナ数効果で所持時点とマナ数に応じての効果が乗算になってましたけど
イドゥベルガの防御は普通に引きます。#チェンクロキャラ#チェンクロレイド pic.twitter.com/HWuQNj3eWw
大空の羽撃フェーベ チェンクロwiki
フェーベ#チェンクロキャラ#チェンクロレイド pic.twitter.com/wVtHmya4TI
— シン@チェンクロ検証勢 (@SHIN_TAIDA) 2019年4月4日
◇イドゥベルガの計算
一枚目がスクラップ0
二枚目がスクラップ8
上段が初動
下段がスキル後20秒


※クリティカル関係のダメージ上昇計算を行っていない
実際にはdps1.2倍程度はあるかも
◇フェーベの計算
一枚目は初動~3waveまでの性能
二枚目はスキル使用後20秒の性能


1マナになってるときの火力はchain数を加味していない
ムーブアップによるクリティカル率上昇は計30%として計算
スキル使用後のクリティカル率上昇は+10%として計算した
スキル使用後はもうちょい強いかも
1マナのときはだいたい3rdchain以上だから
マナ効率はさらに1.3倍か1.5倍になってる
◇ガチャ引くかどうかどうやって決めよう?
記事にしたのでこっち見て。
チェンクロのガチャはどう引くべき?
現状だと、アルカナ需要は、
ほぼ「黄昏の間」攻略に使うかどうか、
ってイメージで考えればいい。
塔クリアするだけなら、
アルカナをそれほどえり好みしなくても、
最近のアルカナ順々に引いていけば
クリアできるようになる。
あとはキャラ愛。
……ただ、四月五月で、
塔(表)を超える高難度が出る可能性は
十分ある。それ考えると、
強めのキャラを引いておきたいかなー。
◇最近のアルカナ布置
最後にこれ乗っけとくと色々便利なので、
繰り返しになるけど載せておきます。
◆環境最強格(4000:SS++++~)
現環境は(個人的には)三強。そのうち扱いやすいのが、
レアーオ(1600~4300)と
コモディア(2450~4500)の二体。
最後に実質的にはほぼ同格だが、
毎wave最初の15秒間だけ異常に強力なオルガ
(1500~3100程度、15秒間限定で6000程度)がいる。
条件つきでここに追いすがれるアルカナとして、
装備編成整えたテリリア(1300~4300)と、
運用を意識したシュザ(1700~6000)が挙がる。
シュザ強いんだけどマナ減りまくるから評価が難しい。
◆レジェンド1%級(最高2500~:SS+~)
その下に、
ファティマ(1200~2500、近接絆とも好相性)
シェギギム(1500~2500)、)、
アシュリナ(1700~2500)、
リヴェラ(1500~2300)、
装備編成整えないテリリア(1300~2500)
グリゼルディス
といった「レジェンド1%級」の
アルカナたちが並んでる。
これら「レジェンド1%級」と同格ラインとして、
条件を整えると強いアルカナたち。
たとえば5waveで全力を出す支援アルカナ、
ベルタ(700~3000)
装備編成を整えることで全力を出す
フリージア(900~3200)
レイリー(800~3700)、
フリージアと組めると強い属性攻撃特価の
ヴェルナー(属性デバフ時600~2500)
などがいる。
「レジェンド1%級」のポテンシャルをもちつつも、
上記のアルカナたちと比べるとやや落ちるのに、
ラファーガ(400~2500)
運用をそれほど意識しないシュザ
(700~1600~場合によって2700)と
ヨシツグ(1100~2000~場合によって2700)、
ロレッタ(1000~2500がいる。
ラファーガは運用の制約が激しく、
九領勢とロレッタはちょっとエンジンかかるのが遅い。
◆旧レジェンド1%級(最高1500:S+++~)
で、これらのアルカナの下に、
「上方調整された旧レジェンド1%級のアルカナたち」と
「2018年秋以降のレジェンド2%級のアルカナたち」が
ばらばらに入り混じっている。
たとえば、
シンフォニア(1000~2000)
ユリアナ(1400~1850)
アインスロット(1200~1800)
ツル(1100~1550+吸魂)やバリエナ(1990)、
フィリアナ(1100~1580+回復)。
追儺ヒトリ(900~1400+伝授)などがいる。
ユリアナたちと比べると少し弱めになるが、
ライラック(750~1400)
リフレット(800~1370)、
追儺ベニガサ(760~1120)
ユギギ(800~1200)
レリアン(250~1200)
ボムボマー(300~1500)
あたりが並ぶ。
この前やってた転スラコラボのアルカナだと、
リムル(1000~1800)
ミリム(890~1050)
シオン@対ボス(730~810)
シオン@道中(730~1620以上)
なので、だいたい「旧レジェンド1%級」ぐらいの性能。
けものフレンズコラボのアルカナは
サーバル(1200~1800+吸魂)
オオセンザンコウ(1000~1800+復活1)
オオアルマジロ(800~1400+復活2)
カラカル(夜時1600~2500)
と、「旧レジェンド1%」くらいの性能。
(カラカルは「レジェンド1%」級)
今回のイドゥベルガは出足が早く、
初動から全力を出せるタイプのアルカナ。
1wave目から1700程度の性能を出すことができ、
スキル使用時には2500程度まで性能が伸びる。
スキル使用時の性能はさておき、
初動1700の性能を出せる新世代という点で、
追儺ベニガサや追儺ヒトリなどよりも強く、
本体性能的にはむしろ、
アインスロットやユリアナら「旧1%枠」に近い。
鉄煙の新世代といえばミカエラ&エアステだが、
彼らの起用理由ははスクラップ処理であり、
前衛として戦力になることはやや難しかった。
(新世代なのでバグリス伝授は使えたが)
それに対して今回のイドゥベルガは、
新世代でありながらある程度の前衛性能をもち、
ヴァッサー伝授などで本体性能を伸ばせる点や、
ユリアナ伝授で一掃を行ったり、
場合によっては高化力伝授で対ボス戦を行えるなど、
もちろん対ボス特化アルカナに比べれば負けるが、
様々な役割をこなせる万能アルカナになっている。
他方でフェーベは、
900~1500程度と本体性能は並み
(出足が遅いことを加味すれば低い)だが、
対ボス性能に特化したアルカナで、
限定運用ならば現環境最強格
(スキルヒットアップを維持したシュザの超必殺)
をも上回る対ボス火力を叩き出す。
なかなか評価が難しいアルカナだが、
ムラがある性能を出せることは大きな利点。
道中さえ超えられれば、
ボス戦を大きく楽にしてくれるだろう。
◇
本記事を書くに際して、
事前に計算表や考察内容の一部を
Discordにて共有してました
(アップされる12時間くらい前かな?)が、
以上の記事の内容は、
Discordでの意見交換がある程度下敷きになっております。
意見を交わしてくださった方々に記して感謝いたします。
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