三部開放三周年記念フェス(祝祭セレステ)

結論:目玉の祝祭セレステはだいたいペイシェ(レジェンド)級。極端に悪くはないが、やや勧め辛いフェス。


セレステはペイシェ級で、
「一芸があれば超高難度で使える」クラス。
黄昏の間攻略を大きく楽にしてくれるだろう。

他の新世代僧侶二人は、
正直サブアタッカーとしてはほぼ戦えない。
地域僧侶が欲しいならそう悪い選択肢ではない。
(ただ、黄昏では使う余地があるが、
 無差別高難度なら最終的にPTからは抜ける)



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セレステについてはだいたいこれで尽きてる。


一点補足が必要なのだが、
ギザザヤ伝授セレステのスキル性能は
ペイシェ超必殺(1マナ発動時)の半分ほど。
※マナ→ダメージ変換効率比較

なので、セレステが
「ペイシェ並みの対ボス性能も可」
というのはやや語弊がある

荒い情報を流してしまって申し訳ない。

ただし、
バフ→ギザザヤ伝授という運用で、
かつマナ供給能力を加味するなら、
スキル威力差はそこそこ埋まるため、
対ボス火力としては一応使える、
という感じ。



今回同時に排出される、
僧侶エシャル&ベニガサについて。






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◇祝祭セレステ
待望のあの子が別衣装でやってきた!
というノリの精霊島戦士アルカナ。

wave通過ごとに全体バフ+HP回復アビを持ち、
また、3waveごとにマナ獲得&自己強化する。
1→4→7→10waveという風に強くなっていく。

恒常戦闘力面からみると
ポテンシャルはペイシェ(平均15)と同格。
「一芸があれば高難度でも十分使える」クラス。

ペイシェと違い対ボスは苦手で、
またカウンターによる対前衛性能はないが、
マナ供給+全体バフ+HP回復で、
PT全体の戦力をそこあげできるのが長所。


以下ではもう少し詳しく見ていく。


◇難点から。
まず、目につく悪い点から。


難点の一つ目は、スロースターターなこと。
初動の実dps(計算表だとピンク色の項目)は
無凸で680程度と、正直そこまで高くない。

以前に設置してなかった項目なので
以前の計算表を見ても分かりづらいが、
ATK/7500×dps倍率で算出した数値で、
たとえばギザザヤだと1300~1600程度あるし、
道中のコロパティロンなら2000程度に達する。

それと比較すると、
セレステは初動で680、4waveでも880程度と、
正直dps面での貢献度はそう高くない。

道中高火力を出せるアタッカーと
(スキルアタッカー、通常アタッカー問わず)
組み合わせる必要がある。


難点の二つ目は、スキル威力が低いこと。
倍率が5倍程度であることを加味しても、
マナ→ダメージ変換効率は3800程度となり、
対ボスアタッカーには回れない。
※対ボスアタッカーは12000くらいは欲しい。


難点の三つめは、
全体強化率がそこまでは高くないこと。

全体強化率はPT全体に対する
与ダメ上昇率/被ダメ減衰率で算出しているが、
初動133%→4waveで157%は
正直、そこまで高いわけではない。
(たとえばバリエナは初動160%後半を出す)

また、全体強化率が加算枠を占有する
(wave通過ごとに5%ずつだが)というのも、
それほど歓迎すべきことではない。
(結束のほうが強かった)

加算枠を占有するのであれば、あるいは、
もっとドーンと(ベルタ級に)バフしてもまあ、
よかったかもしれない。



以上の三つを総合してのことだが、
セレステは明確にいくつか、
「弱点を持たされた」アルカナである。

しかも、
弱点を持たされたのと引き換えに、
たとえばコロパティロンのように
限定状況下で強力かというと、
(恒常戦闘力的には)
そこまでではないという調整。

性能がやや控えめ気味で、少なくとも
「環境最強格」のアルカナではない。
(ギザザヤとは比べるべくもない)


◇良い点について

ここまで、延々と
短所について述べてきたが、
勿論セレステには長所もある。


最も強力なのはやはり、
サポート性能面
だろう。
長waveクエストにおける
マナ供給能力と、wave通過ごとの
全体強化&HP回復は
馬鹿にできない利点である。

まずマナだが、
7waveのクエストなら2マナ、
10waveのクエストなら3マナ、
といったように、
長waveであればあるほど
沢山のマナを獲得できる。

2019年11月現在、超高難度で
10waveを超えるクエストは、
黒の試練(20wave)だけだが、

今後長waveのクエスト、
例えば13waveのクエストなどが
実装されるなら、セレステは
十分選択肢に入ってくる
だろう。

HP回復30%についても、
このアビリティ単体では
やや不安が残る回復率なものの、

他の回復系アビリティと組み合わせれば、
僧侶なしでの編成も十分可能だろう。

全体強化率についても、まあ、
もっと高くても良かったと書いたが、
150%を超えるなら悪くはない数値である。
(130%代で止まっていたら、
 正直今後はきついなという感じだが…)


もう一つの利点は、セレステが
「使いやすく」
「敵を倒す必要のない」
「操作の手間がない」
アルカナだという点にある。

祝祭セレステは
初動性能こそ低めなものの、
まあ道中のサブアタッカーとしては、
最低限の攻撃力を備えてはいるし、

自前スキルを使えば、
対ボス火力の最低限の支援ができる。
加えて、上に述べたように
色々なサポート能力もある。

このように、セレステは
使いやすいアルカナにもかかわらず、
キルアップやムーブアップなど、
特定の操作や手順を前提とした
自己強化アビリティを持たない。

つまり、
とりあえず置いとけば強いし、
他のアルカナの操作に注力する
邪魔にならない。

このあたりのメリットは結構大きく、
高難度でミスを減らしたい時など、
差が出る場面はあるだろう。



◇最後に
ちなみにセレステの自己強化だが、
性能上限が結構高く、19waveだと
ギザザヤくらいの道中火力が出る。


トレジャーさんという方が
こんな動画を投稿されてます。
ご参考まで。

Wセレステで黒の試練(フル)


Wセレステで黒の試練(サブ抜き)





◇計算表レイアウトの変更&項目追加

新しく「dps」の項目を作り、
表の右横に配置されていた「耐久値」
「純本体性能」の項目を、
「本体性能」の項目に統合した。

もともとの「本体性能」という項目は
新しい「本体性能」項目直下で
「総合」という名前に変更した。

つまり、
「本体性能」:「総合」に名称変更
「純本体性能」:場所変更
「耐久値」:場所変更
「dps」:新規設定


アルカナの総合的な強さを知りたい場合は、
「結束こみ評価」の部分に赤字で示された
数字評価を見てほしい。

そのアルカナが運用ユニットとして、
ほかのアルカナとどのように違うか、
理解したくなったら「本体性能」の数値を
色々見てみてほしい。

(1)本体性能>総合
高ければ高いほど強い。
結束を自己適用分のみ含む。

(2)本体性能>純本体
総合値から結束の自己適用分を抜いた数値
PT組んだ時のアタッカー/前衛適正
高いほど「強化される側として強い」

(3)本体性能>耐久
戦士で200、騎士で300あるとだいぶ固い。
戦士で120、騎士で170程度で並み程度。
100を下回るとまあ事故率が高め。

(4)本体性能>dps
1300~1600あると超高難度で使える。
2500までいくと化け物級。

(5)スキル評価>効率
25000あると環境最強クラス。
対ボス戦で十二分に使える。
ボスwaveにマナを残せるPTならば、
8000~12000程度でも十分使える範囲。
それ以下だと対ボスは厳しい。




◇祝祭セレステの計算

1~4wave
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7wave
祝祭セレステ(7).png

10wave
祝祭セレステ(10).png

13wave
祝祭セレステ(13).png

19wave
祝祭セレステ(7).png

計算してない要素:
 wave通過ごとの全体回復30%
 マナ所持による自己回復
 状態異常の敵がいる際の自己バフ
 スキル使用によるバフ
wave通過ごとのクリティカル率UPは15%とした

スキル威力に加算バフを加味していない
※実際には加味する必要があり、1.2~1.3倍になる



◇評価の水準
最後にこれ乗っけとくと色々便利なので、
繰り返しになるけど載せておきます。

以下は4000軸のデータなので、
結束の評価的にはだいぶ強めの評価です。
(2019年以降の環境です)

数字による評価を踏まえて、
だいたいの布置を示してあります。

後衛については未計算状態なのですが、
私の使用感にそって、大まかに
配置していくことにします。

4000軸だとおおまかに
平均17=環境最強格
平均16=地域編成トップクラス
平均15=一芸ある場合、運用意識すればガチクエストでも使える
  なくても脇を固めるならまあ
平均14=超高難度では厳しくなってくる
平均13=うーん
11以下=(´;ω;`)ウッ…

という感じになる

◇「環境最強格」平均17(15-19)
最強格だと言えるのが、
ギザザヤ(5000~11000)
性能値自体も高いし、スペックを維持するための条件も緩い。
対ボスアタッカーとしても最強格で復活・吸血もつく。

これに続くかたちで目立ってくるのが
黒騎士(3850~8400)と
上方調整されたシュザ(2280~10036)
とくにシュザは大きく使いやすくなり、
最大スペックを発揮しやすくなった。
(上方調整後のスペックはまた後日書く)

やや性能が限定的かつピーキーながら、
コロパティロン(2400~7600)もやはり強力。
道中性能が高く対ボスが不安定な珍しいアルカナだが、
超必殺デバフがとおれば対ボスも戦える
(~13000。20秒)


◇「準最強格」平均16:14+~17

このクラスで強いのが
ウェイン(4160~6890)と
岩谷尚文(戦士系PTで3000~6900)
若ユニ(3700~4900+遠近両用魔)
サーシャ(要計算)
ベルタ(要計算)
メルティオール(要計算)


標準的な性能の
レアーオ(3600~6100)
ファラ(4900~5300)
コモディア(4400~5100)
若ロレッタ(2300~5750)
ファティマ(要計算)

スペックではやや劣るものの、支援をこなせる
モアネット(2500~5500)
カイン(2800~5000、超必殺後7000)
オルドレード(2600~5800)
ヨシツグ(2800~5300)

最後に実質的にはほぼ同格だが、
毎wave最初の15秒間だけ異常に強力なオルガ
(2800~6500程度、道中15秒間限定で8000程度)がいる。



◇「旧レジェンド1%級」上位平均15:14~15++
恒常戦闘力では上位陣に一歩及ばないものの
一芸を持っていて非常に強力なアルカナなのが
イザーク
(軍記あり3200~4500 軍記なしだと1900~2700)
チヨメ(2700~4800)
シェギギム(2300~4000~)
エフィメラ(要計算)

マナをたくさん運用できる標準的な性能の
文字通り「旧レジェンド1%」たち
バリエナ(3900)
リンセ(3500)
ペイシェ(2400~4300)
ユリアナ(2700~3700)
アシュリナ(2900~4600)
グリゼルディス(要計算)

生かせれば
ロレッタ(2100~4500)
ツル(2800~3200+吸魂)
も使えるが今後を考えると運用制限が厳しめか。

性能面ならこれら「旧レジェンド1%」に匹敵するアルカナたち
春ベラ(2300~5500)、
ラフタリア(2000~5000)

組み合う相手が少ないが高性能な
シンディ(4100)
アダマス(3800~4000)

◇属性系アルカナ扱い難しい
属性弱体というギミックをもち、
超高難度以外では非常につよい。

しかし
超高難度の場合ボスが耐性をもち、
超高難度を挑む際に使いづらい、
というやや扱いづらいアルカナたち。

基本スペックが高めな
雪テリリア(要計算)
水着ケーテ(要計算)
は高難度でも使われることがある(暫定C並み)。

しかし、以下のアルカナはほぼ、
「超高難度以外では強い」といったポジションで
固定されつつある、やや悲しい位置づけ。
水着シヴァーニ(要計算)
水着フロガビドゥス(要計算)
水着ユリアナ(要計算)
バルトロ(要計算)
フリージア(要計算)
レイリー(要計算)
ヴェルナー(要計算)


◇「旧レジェンド1%級」中堅~平均14:13~14
このクラスは自己バフ型のレジェンド1%が多い。
リヴェラ(2700~3100)、
ラベゼリン(2900~3500)
アインスロット(2400~3000)
ミシディア(要計算)
レジェンド1%だけありマナを潤沢に使える。
このクラスの中だと割と強め。

コラボのアルカナ中堅勢もこのラインにいる。
サーバル(2700~3200+吸魂)
オオセンザンコウ(2000~3000+復活1)
真宮寺さくら(3000~3500)
神崎すみれ(2400~3500)
地形変化や変身でマナが減るキャラは、
評価がやや下がる。すみれはバフが使える分強力。
サーバルは敵を倒す環境さえ作れればそれなり。

少し前のイベント特攻やLe2%などもこのクラスがいる。
シンフォニア(2100~3700)
プリェスト(1750~3600+マナ獲得)
クライン(2685+復活+範囲攻撃)
ウィンシー(要計算)
アリシア(要計算)
カルネロ(要計算)


◇2018年後半~2019度前半の特攻クラス平均13:12~13++
基本スペックは控えめと言わざるを得ない。
そんな中でも一芸があり上位陣に食い込めるのは
フェーベ(1800~2400、スキル加味せず)

一芸のレベルは大きく劣るが
リムル(2100~2700)
フィーロ(1750~2700)
オオアルマジロ(17500~2100+復活2)
カラカル(夜時2000~2500)
桐島カンナ(1500~2000)
レニ(1400~道中3000、属性弱体)
といった旅人勢も楽しいアルカナではある。

推定だがレジェンド1%後衛勢もこのあたり
フィリアナ(要計算)
アルドラ(要計算)

特攻勢はこんな感じ
オストラ(2000~2700)
タンナーズ(2300~2800)
ファルナーズ(戦士PT時1880~2630)
イドゥベルガ(2000~一時的に2600)
ライラック(1650~2600)


◇それには及ばないクラス11以下
上記以前のアルカナだったり、
インフレ耐性がないデザインだったりすると、
だいたいこのライン。
ラファーガ(400~2500)
ミリム(1600~1750)
リフレット(1000~道中2700)
ビエンタ(要計算)
ミーム(1400~1400)
シオン(730~道中2100)
ユギギ(870~1200)
ボムボマー(要計算)

レリアン(250~900)、
スルスタン(夜時500~900)
アンジェリカ(160~320)
など。


今回のセレステは
初動2700~4waveで4200。
7waveを迎えると4500程度で、
だいたい13+~15+の性能となる。

4wave以降の伸びは緩慢だが、
4waveまでの性能上昇率は高く、
逆にいうと4waveまでは性能控えめ。

性能的にはペイシェと同格だが、
4waveまでの性能上昇はペイシェより遅く、
waveUP20%みたいな上がり方をする。

特筆すべきは、盾破壊やカウンター、
対ボス高火力を失った代わりに、
加算枠を大きく追加できるようになった点、
PT全体のHP安定に貢献できるようになった点、
マナ供給能力をもつ点、
伝授枠をもつ=地形変化やスキルアタッカーに
いちおう回れる点、などが評価ポイント。
サポート型のサブ前衛として便利。


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