◇ディルマ
・スキルが強い
バフ、回復、攻撃ができる
伝授役としても◎
(ビエンタがいなければ優先度上がる)
・超必殺ゲージもちと相性◎
・ややPSある人向けのアルカナ
◇パメラス
・スキルが環境的にもだいぶ強く、
聖都PTにはほしい人材
・少なくとも黄昏には必須級
・恒常戦闘力面は控えめ
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上に書いたことで尽きてるが、
ディルマは結構強い。
パメラスは聖都黄昏やるならかな。
ディルマはまず、
伝授役として強いのがよい。
とりあえず撃つだけでも、
道中の敵を一掃しつつ、
次のwaveの戦闘を楽にしてくれる。
ビエンタがいなければ、
確保優先度はかなり高いだろう。
それに加えて、本体運用でも、
既存の1%枠との相性がいいのも良い。
メルティやファティマと組ませると、
全員がより強力になる。
キャラが好きで引いても
損しない性能になっている。
ただ、今回の二人は、
各所属でほしいポジションが
アルカナとして実装されたとはいえ、
やや二人ともテクニカルかなあ。
強い部分を見極めて使わないと、
ややうまく使いこなせない感がある。
(とくに二人ともスキルがらみなので、
使いこなすのが大変だと思う)
そんな感じで。
◇ディルマ
三賢者の最後の一人がついに実装。
攻撃面の強力な賢者結束に加え、
バージョン1と同じく、
通常攻撃の代わりに回復行動を行う。
#スキル
特徴的なのはスキル構成で、
基本的に回復を含めた二種~三種の
複合効果を得られる。
通常必殺では
・回復
・範囲一掃
・味方全体への強化
(与135%、20秒)
超必殺(一回目)では
・超過回復
・味方全体への復活付与
・味方全体への強化
(与140%、20秒)
超必殺(二回目~)では
・超過回復
・範囲一掃
・味方全体への強化
(与145%、20秒)
といったかたちになる。
1マナで複合効果が得られるうえ、
効果の一つ一つが十分強いことから、
スキルとしては破格の能力だと言える。
単純な火力としても悪くなく、
マナ→ダメージ変換効率を計算すると、
通常が5000と道中使用に十分な数値。
超必殺が10800となり、そこそこ高い。
フェーベやヨシツグが15000程度、
メルティオールが13000~16000なので
対ボス高火力必殺の6~7割の威力となる。
防御面を補うという面で強力だった
デルフィーナ&コットンの素スキルと比べ、
事故防止力は確かに下がっているものの、
バフ部分も威力部分も強力で、
火力面での大幅な強化がなされている。
防御面も超必殺なら超過回復が入るため、
万全ではないにせよ事故防止になる。
(加えて、一度きりとはいえ復活もつく)
#恒常性能
回復行動を行うアルカナということで、
恒常戦闘力面では評価が難しいが
計算結果(後述)を参照する限り、
スキル面を除けば弱点もある。
まず耐久面。耐久値が90~100で、
そう低くはないが、高くはない。
敵後衛の攻撃が集中すると
すぐ落ちてしまいかねない耐久。
次に全体強化面。150~167%で、
正直これだけだと控えめ。
採用するならスキルを使わせたい。
ただし、攻撃面が大きく伸びるため、
遠距離戦中心なら悪くないやも。
#
恒常戦闘力以外の評価としては、
・回復行動:それなりに回復する
・ゲージ増加:強い。
超必殺頻度がだいぶあがる。
メルティオールだけでなく
ファティマの使用感も変わる。
・スキルによる強化:
20秒35%~45%はまあ強い。
加えて超過回復で事故率下がる。
(デルコットンより攻防一体感ある)
・ゲージマックス時の全体回復:
比較的頻度が高い。HP安定する。
#
恐らく想定される運用は、
基本的に僧侶として使いつつ、
ボス戦直前や、道中きつくなった局面で
定期的にスキルを撃って行く感じ
回復魔が入った賢者PTの場合、
たとえばデルコットン入りだったり、
ベルタ入りだったりの場合、
道中のdpsにタッチしつつ火力も一応出せる、
というアルカナが多かったんだけど
ディルマは完全に火力が出せない。
代わりにディルマはスキルが強く、
マナを積極的に使わせる運用がよさそう。
マナの消費先としては破格の強さなので、
吸魂系のアビリティと相性◎
若ユニとの相性も比較的良いはず。
#PSある人向け?
持論なのだが、スキルが強いアルカナや、
スキル関連のギミックが強いアルカナは、
所謂「プレイスキル」への依存度が高い。
それは、クエスト攻略にあたって、
どのタイミングでどのスキルを使うか、
ここはスキルを使わなくていけるか、
スキルを使う必要があるか、
といった判断をするのが、
実は結構難しいということによる。
この意味でいうと、ディルマは、
間違いなくPS勢寄りのアルカナというか、
運用次第で変わる強さの幅が広いアルカナ、
という印象を持つ。
◇パメラス
移動することで性能があがる
「ムーブアップ」アビリティをもつ
聖都の対ボス高火力もち騎士。
バージョン1に引き続き
遠距離攻撃のダメージカット率が高く、
また移動力も結構早くなるため、特に
後衛の敵に対して有利に立ち回れる。
特筆すべきはスキル関連のギミックで、
もともと3マナを使用して撃つスキルを
1stchain達成で2マナ、
2ndchain達成で1マナで
撃てるようになる。
その威力(マナ→ダメージ変換効率)は
無凸でなんと最大効率22000に達する。
環境最強格のギザザヤが25000、
それ以外の対ボスアタッカーは
15000~20000前後が普通のため、
パメラスは対ボスアタッカーとしては、
既存のアルカナの中でも強めといえる。
しかも、広範囲で当てやすい。出も早い。
聖都PTは従来対ボスアタッカーがおらず、
頼みの綱のウェインさんも
マナ→ダメージ変換効率が7000弱で、
対ボス戦闘がバフ&バリアかけて殴る、
という展開になりがちだった。
そこにきた今回のパメラスさんは、
マナ→ダメージ変換効率がなんと
ウェイン超必殺の3倍近い変換効率!
ということで、
うまいこと条件を満たせれば、
聖都のオンリーワンポジションを
獲得できるポテンシャルがある。
(対ボスアタッカー)
##
本当にオンリーワンになれるかは
今後くるテレサの上方調整次第だが、
それでも聖都黄昏などで
対ボス戦闘こなすのには必須枠だろう。
##
#難点
他方で、色々と難点もある。
HP超過の部分を加味して考えれば、
だいぶ耐久面では強力(耐久252)だが、
HP100%以下の被ダメ率は60~70%のため、
超過状態が切れると事故率は低くない。
またdps面も、ギザザヤの1/4~1/3程度。
HP超過時には結構性能が上がるが、
それでもギザザヤの1/2弱が関の山となる。
通常攻撃で敵を倒す場合は、
複数体でかかる必要がある。
全体強化率面も133%と控えめ。
完全な自己バフ型よりはよいが、
強化率面では難点が残る。
(現在の聖都でアインスロットが
PT編成上使いづらい理由は、
要するに強化率の低さにある)
別の角度からいうと、難点は、
(1)瞬間戦闘力が強い反面、
恒常戦闘力面が控えめなこと
(2)スキルを最高効率で撃つために
2ndchainを要求すること
だと言える。
(1´)最初の難点は、
全体強化率133%以下のアルカナを
パメラス以外に採用しづらい
(例えばWパメラスはきついはず)
といってもいい。
ウェインやオルドレードなど、
組み合わせ相手は強いやつがいい。
(2´)二つ目の難点は、
パメラス以外のアルカナで、
出来たら1マナスキルのアルカナを
3体入れたい、ということに等しい。
2ndchainのために3マナかかるか、
それとも4マナかかってしまうか、
というあたりでPTの動きが結構変わる。
(あるいは、吸魂とかスクラップ変換とか、
マナ獲得するギミックを入れれるとよい)
##
さらなる問題は、
難点(1)と難点(2)の解決が、
微妙にかみ合わないことになりがち、
ということ。
現状だと聖都のパワフルなアルカナは、
だいたいスキルが2マナだったりして
スキル関連の取り回しが大変になりがち
◇ディルマの計算
計算できてない要素:
回復行動による回復/超必殺ゲージ増加
結束による盾破壊付与
スキルによるバフの全体強化
スキルによる超過回復の実質バリア効果
超必殺ゲージによるHP回復
◇パメラスの計算
この計算表は、
HP100%以上の性能と、HP100%以下の性能を別々に計算して
耐久部分:合算
スキル部分:100%以上時の性能
それ以外:平均
した計算結果になっています。
まあ、総合的な性能を一枚の図で見るにはちょうどいいかなって感じ。
個別の計算は下記の通り。
100%以下↓
※スキル発動と同時にHPが超過回復するので、
スキル部分は実際にはこれより強くなります
↓100%以上
※30%分の超過HPですが、被ダメが更に65%に減るので、
実際には46%分のHPを持っていることになります。
◇評価の水準
最後にこれ乗っけとくと色々便利なので、
繰り返しになるけど載せておきます。
以下は4000軸のデータなので、
結束の評価的にはだいぶ強めの評価です。
(2019年以降の環境です)
数字による評価を踏まえて、
だいたいの布置を示してあります。
後衛については未計算状態なのですが、
私の使用感にそって、大まかに
配置していくことにします。
4000軸だとおおまかに
平均17=環境最強格
平均16=地域編成トップクラス
平均15=一芸ある場合、運用意識すればガチクエストでも使える
なくても脇を固めるならまあ
平均14=超高難度では厳しくなってくる
平均13=うーん
11以下=(´;ω;`)ウッ…
という感じになる
◇「環境最強格」:平均17(15-19)
最強格だと言えるのが、
ギザザヤ(5000~11000)
性能値自体も高いし、スペックを維持するための条件も緩い。
対ボスアタッカーとしても最強格で復活・吸血もつく。
これに続くかたちで目立ってくるのが
黒騎士(3850~8400)と
上方調整されたシュザ(2280~10036)
とくにシュザは大きく使いやすくなり、
最大スペックを発揮しやすくなった。
(上方調整後のスペックはまた後日書く)
やや性能が限定的かつピーキーながら、
コロパティロン(2400~7600)もやはり強力。
道中性能が高く対ボスが不安定な珍しいアルカナだが、
超必殺デバフがとおれば対ボスも戦える
(~13000。20秒)
◇「準最強格」:平均16:14+~17
このクラスで強いのが
ウェイン(4160~6890)と
岩谷尚文(戦士系PTで3000~6900)
若ユニ(3700~4900+遠近両用魔)
サーシャ(要計算)
ベルタ(要計算)
メルティオール(要計算)
標準的な性能の
レアーオ(3600~6100)
ファラ(4900~5300)
コモディア(4400~5100)
若ロレッタ(2300~5750)
ファティマ(要計算)
スペックではやや劣るものの、支援をこなせる
モアネット(2500~5500)
カイン(2800~5000、超必殺後7000)
オルドレード(2600~5800)
ヨシツグ(2800~5300)
最後に実質的にはほぼ同格だが、
毎wave最初の15秒間だけ異常に強力なオルガ
(2800~6500程度、道中15秒間限定で8000程度)がいる。
◇「旧レジェンド1%級」上位:平均15:14~15++
恒常戦闘力では上位陣に一歩及ばないものの
一芸を持っていて非常に強力なアルカナなのが
イザーク
(軍記あり3200~4500 軍記なしだと1900~2700)
チヨメ(2700~4800)
シェギギム(2300~4000~)
エフィメラ(要計算)
マナをたくさん運用できる標準的な性能の
文字通り「旧レジェンド1%」たち
バリエナ(3900)
リンセ(3500)
ペイシェ(2400~4300)
ユリアナ(2700~3700)
アシュリナ(2900~4600)
グリゼルディス(要計算)
生かせれば
ロレッタ(2100~4500)
ツル(2800~3200+吸魂)
も使えるが今後を考えると運用制限が厳しめか。
性能面ならこれら「旧レジェンド1%」に匹敵するアルカナたち
春ベラ(2300~5500)、
祝祭セレステ(2700~4200)
ラフタリア(2000~5000)
組み合う相手が少ないが高性能な
シンディ(4100)
アダマス(3800~4000)
◇属性系アルカナ:扱い難しい
属性弱体というギミックをもち、
超高難度以外では非常につよい。
しかし
超高難度の場合ボスが耐性をもち、
超高難度を挑む際に使いづらい、
というやや扱いづらいアルカナたち。
基本スペックが高めな
雪テリリア(要計算)
水着ケーテ(要計算)
は高難度でも使われることがある(暫定C並み)。
しかし、以下のアルカナはほぼ、
「超高難度以外では強い」といったポジションで
固定されつつある、やや悲しい位置づけ。
水着シヴァーニ(要計算)
水着フロガビドゥス(要計算)
水着ユリアナ(要計算)
バルトロ(要計算)
フリージア(要計算)
レイリー(要計算)
ヴェルナー(要計算)
◇「旧レジェンド1%級」中堅~:平均14:13~14
このクラスは自己バフ型のレジェンド1%が多い。
リヴェラ(2700~3100)、
ラベゼリン(2900~3500)
アインスロット(2400~3000)
ミシディア(要計算)
レジェンド1%だけありマナを潤沢に使える。
このクラスの中だと割と強め。
コラボのアルカナ中堅勢もこのラインにいる。
サーバル(2700~3200+吸魂)
オオセンザンコウ(2000~3000+復活1)
真宮寺さくら(3000~3500)
神崎すみれ(2400~3500)
地形変化や変身でマナが減るキャラは、
評価がやや下がる。すみれはバフが使える分強力。
サーバルは敵を倒す環境さえ作れればそれなり。
少し前のイベント特攻やLe2%などもこのクラスがいる。
シンフォニア(2100~3700)
プリェスト(1750~3600+マナ獲得)
クライン(2685+復活+範囲攻撃)
ウィンシー(要計算)
アリシア(要計算)
カルネロ(要計算)
◇2018年後半~2019度前半の特攻クラス:平均13:12~13++
基本スペックは控えめと言わざるを得ない。
そんな中でも一芸があり上位陣に食い込めるのは
フェーベ(1800~2400、スキル加味せず)
一芸のレベルは大きく劣るが
リムル(2100~2700)
フィーロ(1750~2700)
オオアルマジロ(17500~2100+復活2)
カラカル(夜時2000~2500)
桐島カンナ(1500~2000)
レニ(1400~道中3000、属性弱体)
といった旅人勢も楽しいアルカナではある。
推定だがレジェンド1%後衛勢もこのあたり
フィリアナ(要計算)
アルドラ(要計算)
特攻勢はこんな感じ
オストラ(2000~2700)
タンナーズ(2300~2800)
ファルナーズ(戦士PT時1880~2630)
イドゥベルガ(2000~一時的に2600)
ライラック(1650~2600)
◇それには及ばないクラス:11以下
上記以前のアルカナだったり、
インフレ耐性がないデザインだったりすると、
だいたいこのライン。
ラファーガ(400~2500)
ミリム(1600~1750)
リフレット(1000~道中2700)
ビエンタ(要計算)
ミーム(1400~1400)
シオン(730~道中2100)
ユギギ(870~1200)
ボムボマー(要計算)
レリアン(250~900)、
スルスタン(夜時500~900)
アンジェリカ(160~320)
など。
今回のディルマは攻撃を行わないので、
置物性能としての評価になる。
4000軸だと
ディルマは2000~2700となり、
だいたい平均13程度。まあ、
使いやすいとは言えない数値となる。
実際にはこれに
HP回復行動や全体回復、さらに
回復行動による超必ゲージ増加があるが、
ディルマは基本的に、
「採用するならスキルを使わせる」
という気持ちで運用したほうがよさそう。
他方でパメラスだが、
超過回復状態に定期的に戻れる前提なら、
4000軸で2600~3500(平均14)となる。
HP超過を維持できない状態だと、
2100~2700程度となるため、
性能が25%ほど下がるかたちになる。
だいたい前衛性能としては、
アインスロットと同格となるが、
条件を満たしたときの火力は
アインスロットとは比較にならない。
この記事へのコメント
ファンミ
ディルマ様、ミュシャっぽいイラストがとても綺麗でジャケ買いの勢いでしたが、年末を睨んで迷っていたところ、リーダーにされていたので引いちゃいました(例によって確定…)。
その後こちらの記事を読んで、PS貧相だけどよし!と安心できました。
尚文とケ者の動画も拝見しましたー。よくわからなくてほとんど使っていなかったのですが、こういう風に使えば強いんですね。目からウロコ落ちました。ありがとうございます。
そのケモノと尚文の動画はどちらにありますか?
探しても見つからなく…
名無しのユーリ
コメントありがとうございます。更新楽しみにしてくださってるとのこと、大変うれしく思っております(にもかかわらず、お返事遅れてすみません^^;)
ディルマ、イラスト綺麗ですよね。私も半ばイラスト、半ば性能に惹かれて引きましたが、確定のみという結果となりました。残念…orz
ディルマは基本は「スキルが強い」アルカナで、マナの使い先として優秀って感じだと思っております。伝授としても強いですよね。楽しい。
マナ獲得アルカナとの相性がいいので、本体運用ではゼロユニだったり、伝授なら精霊島(ロスカァ)や九領(ヒトリ)などとも相性がよい感じで色々できて素敵だと思います。最近、個人的には魔神PTでニティカに使わせるのにハマってます。
尚文は計算上は結構強かったのでうまいことハマるPTがあれば~とおもってたんですが、ちょうどギザザヤ+雪テリリアが大変相性よかったので使ってみたら強い! となりました。個人的には、黒の試練をクリアするのに一番プレイスキルがいらない(当社比)PTだと思っています。もしアルカナを一通りお持ちならぜひ試してみてくださいませ。楽しいです。
尚文は「対ボスができない」&「道中が苦手」なかわりに、戦士系PTの耐久力をかなりあげられるので、道中も対ボスもなんとかなるけど事故率が高いというタイプのPTに入れると事故減りますね(うまい人にとっては過剰戦力なのでしょうが…^^;)
ご参考になったらなによりでした。
名無しのユーリ
コメントありがとうございます。
そのうち記事で紹介しようと思っているのですが、当該の動画は↓になります。
https://www.youtube.com/watch?v=eTKfh6Zmnd0
意図的に、それほど明確にルートを作らずにプレイしたので、ちょいちょい荒い部分がありますが、ご寛恕いただけたら幸いです。
(むしろ、多少荒くてもクリアできますよということで^^;)